Last Updated on 2018年10月24日 by Nuys
工務店やハウスメーカーを選ぶ際、基準にするポイントやこだわりが人それぞれあると思います。
無垢の床材や漆喰の塗り壁、タイル・レンガの外壁。たまんないですよね。
ですがこれらを考えるのは建てるメーカーを決めた後です。
建てるところによって大きく異なるのは工法です。
工法とは
このように分けられます。
ミサワホーム・地元工務店の工法
私が大手であるミサワホームと地元工務店を天秤にかけた理由は、どちらもパネル工法だからです。
ですが厳密にはミサワホームは木質パネル工法で、地元工務店は木造軸組パネル工法です。
パネル工法は家を柱で支えるのではなく、壁で家を支えます。
なので耐震性が高いです。
今の時代二階建ての家なら木造工法の強度の違いにそんなに差はあるとは思いませんが(素人なので間違っていたらすいません)、気密性の高さ、断熱性の高さも選ぶ際のポイントにしました。
もちろん他の工法が良くないということではないし、大手工務店のように木造軸組でも高い気密性を誇るところもあります。
メリットは上にも書きましたが
- 気密性が高い
- 工期が短い
- 耐震性に優れる
などがあります。
デメリットは間取りの自由度が制限されることや将来ライフスタイルが変わった時、壁を抜くようなリフォームがしにくいなどがあります。
これは壁が支えの役割をしているのでどうしても外に面した耐力壁が必要。
うちは壁を抜いて部屋を大きくするようなリフォームはこの先不要かなと思うので問題ないと思われます。まだわかりませんが。
日本に住む限り逃れられない地震
僕が住む地域は、かなりの確率で生きている間に南海トラフ地震が直撃する地域です。
東日本大震災よりも地震による被害が大きいといわれています。(震源が陸に近いため)
そしてさらに津波。
私が家を建てるところには大きな津波は届きませんが、おそらく浸水します。
それは避けられないとして、地震による家屋倒壊と軟弱地盤のなので液状化が心配です。
日本に住んでいる以上、家を建てる時に地震のリスクは考えないといけませんね。
ですが、地震対策をすればするほど家は高額になります。
しかもどんなに建物を補強して、どんなに制震装置をつけても地盤沈下してしまえば元も子もない。
状況が悪ければもう住めませんし、そもそもそんなハイスペックな家建てる金はない。
日本には様々な工法があります。
色々考えた結果素人考えですが地震がきても出来るだけ倒れにくく、僕たち家族を守ってくれるであろうパネル工法に絞りました。
ちなみに一条工務店のモデルハウスにお邪魔した際、周りの家が津波で流されているにも関わらず一条の家だけが流されず鎮座している写真を見せてもらいました。
なんでも基礎と家本体を強固に繋ぐ金物のおかげだそうです。
一条、すげぇですね。