Last Updated on 2018年10月14日 by Nuys
家を建てるにはまずどこで建てるか考えないといけません。
でもほとんどの方が家を建てるのって人生で一回ですからよくわからなくて当然です。
そこで多くの方がモデルハウスを見学しイメージを膨らませていき、そのメーカーの特徴だったり営業さんの情熱に胸うたれハウスメーカーを決めると思います。
そんな僕も始めはまず住宅展示場のモデルハウスを見て回りました。
人生初のモデルハウス見学は積水ハウス
住宅展示場に建てられた家のメーカーは誰もが一度は耳にしたことのある大手ハウスメーカーのものばかりでした。
その中からなんとなく一番よく聞くという理由で積水ハウスに。
同じ理由で当時妻と住んでいた賃貸は積水ハウスのシャーメゾンでした。CMのすり込みってすごい。
構法は鉄骨系ののユニバーサル・システム構法、木質系のシャーウッド構法があります。
入り口で出迎えてくれた営業の方は若く、「あ、上品で育ちのいい方だな」という印象。
家はというともちろんモデルハウスなので、めちゃくちゃいい家です。(語彙力皆無
入ってすぐ、「こちらがシューズクロークです。」と営業さん。
普通の一般家庭で育った僕はシューズクローゼットなんてお洒落な言葉なんか聞いたこともありませんでしたよ。
LDKだけで30帖ほどあり、圧巻の一言。隣接する和室のふすまを開放するとさらに広大なスペースとなります。
リビングのテレビ裏にはには男心をくすぐる1.5帖ほどの小さな隠れ家のようなスペースもありました。
家事動線を意識した回遊できる間取りは、この家にそのまま住みたいと思わされるほど素敵な家でしたね。
このモデルハウスが、今後の僕たち家族が理想とする家づくりのベースになります。
住友林業
もう正直予算さえ許せば積水ハウスで決めてしまってもいいくらいの満足度だったのですが、せっかく来たんだしということで住友林業へ。
構法はビッグフレーム構法が有名です。
横綱白鳳がCMやってましたね。イメージキャラのキコリンかわいい。
出迎えてくれた営業さんは小柄で、いい言い方をすれば明るく悪い言い方をすればヘラヘラしてる印象。
住友林業はやはりその名に林業が入っているだけあって、内装に木をふんだんに使っていました。
積水ハウスとは違い、木のぬくもりが視覚・触覚・嗅覚・触覚を優しく刺激します。
和室の和室らしさは抜群でした。
(なんて暖かいおうち・・・!!)
営業さんの話をよそにそのぬくもりに包まれて夢心地でした。
ですが営業さんがヘラヘラしているのと(おい)、その時はいまいち「おおっ!」ていうポイントがよくわかりませんでした。
積水ハウスのモデルハウスが僕の理想過ぎて・・・。積水ハウスが悪いんです。
一条工務店
このメーカーは展示場に来るまで知りませんでした。
CMや広告費を他社に比べてかけていない分、素材に還元しているというのがセールスポイントでもあるそうです。
工法は木造軸組みと枠組壁工法(2×6)。
ここでの営業さんは、とにかく熱い方でした。
まだ営業経験が少なそうで、なぜか焦っている印象を受けました。
一通り家の中を見させてもらい、一条の素晴らしさを説明していただきました。
耐震性、木材そのものに施した防蟻処理、断熱気密性の高さ。
まるで科学館のようにそれを証明する体験コーナーが置かれていました。
断熱性,気密性においては木造とは思えないほどハイスペックで、ハウスメーカーでもトップクラスです。
それは素晴らしく、刺さる人には刺さるんでしょう。
しかし僕には刺さらなかった。
いや厳密にいうとそういうディテールは聞きたいし、これからもっと家づくりが現実味を帯びてきたらほしい情報なのかもしれない。
なのになぜ刺さらなかったかはすぐにわかった。
この営業さん苦手や。
営業さんは聞いてもいないのに他社との比較をし、自社の家がどれだけ優れているかを汗をかきながら一生懸命説明されていました。
聞いてないのに・・・。
一条の性能の高さは十分伝わっているのに、別に他社との比較はええねん。
聞いてねえよって言いたかったが僕も大人なのでぐっと押し殺し、一条工務店を後にした。
こう書きましたが一条の家は本当に素晴らしく、実際他社と比べてスペックも高い部分もあり魅力的ですよ。
全ては僕の器の小ささのせいですね。
見積もりまで話は進みませんでしたが、そもそも高くて建てられなかったかもしれませんしね。
余談ですが一条工務店にお邪魔したのはこの一回ですが、家を建て終え1年経った今でも唯一DMが届きます。
ちょっと長くなりそうなので今日はこの辺で終わりたいと思います。